ねこのこと

2009年9月9日
ねこを人間の家族のなにかになぞらえるとすると、なんだろう。ときどき会いに行くねこの飼い主は、「自分の娘」と溺愛しているけれど、わたしは愛より畏敬の念がまさってしまう。

これは、ねこが女子の場合にはだいたいそうで、落ち着きのない男子のねこは弟とかそんなものに擬せられるけれど、女子のねこは姉のように思っていることのほうが多い。

造形的な美しさにおいて圧倒的に完成されているし、辛いときにはさりげなく寄り添ってくれるし、主張すべきことは主張するけれど、理不尽なことを言い募ったりはしないし、とにかくさまざまな面で、「上」の存在なのだ。

外見の美しさや品位が上級である女子のねこの場合は、女神のように思っていることもあるかもしれない。古代エジプト人がピラミッドにねこの壁画だの像だのミイラだのを納めた気持ち、なんとなく、わかる。

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