退却不可能

2006年12月9日
先日、ようやく人差し指の根元まで入ることが常態であると確認した彼に、この週末はアナルバイブを使用する、成功すれば引き返し不能の領域への進軍を開始した。

結果から言えば、すんなりと、どころか、思った以上の成果だった。まずはいつもどおり、ローションをつけた人差し指を抜き差ししつつ、根元まで埋め、内側から刺激する。しばらくそうやって、反応を見ながら愉しみ、「玩具使っていい?。」と聞く。

もちろん、彼が断わるわけもない。ふたたび、ローションを手に取り、細身で、半透明のブルーのアナルバイブに塗りつけ、彼のアナルに挿入していく。

人差し指くらいの長さまで入ったところで、内蔵されているローターのスイッチを入れる。また、口を閉じられなくなるほど感じ始める彼。

しかし、その喘ぎ声はいつもと同じ、強くなればなるほど苦しげで、「痛くない?。」と何度も確認する羽目になる。そのたびに、「気持ちいいです…。」と答える彼。

そのうち、また声が苦しげになってきて、なにか言いかけるので「おなか痛い? 抜く?」と聞いたところ、彼はこう言う。


「もっと、奥まで入れてください。」


アナルバイブが指よりずっとやわらかいシリコンでできているので、物足りないのかもしれなかった。様子を見ながら少しずつ入れていくと、結局、指2本分くらい、アナルバイブの全長の3分の2まで入ってしまう。


−ローターは? 振動きつくない?。


漏れ続けている呻き声に、奥まで入れた分、弱めた方がいいのでは、と聞くと、「最大で、いいです。」。


その後、アナル責めだけでまたもやぐったりしてしまった彼と、しばらく眠る。

眠り込む前に、恥ずかしそうに彼は言った。


「もう、完全に調教されちゃいました…。女の子だったら『あたしをこんなにして、責任とってよね!』っていう感じですよ、もう。」


−あら、素質がなかったら調教しても、こうはならないのよ。


「そうかなあ…。ねえ、お願い、あとで、手でいかせてください。」


調教がうまく行ったご褒美に、彼のオーダーどおり、起きてから、仰向けの彼の腿あたりに座り、上半身から腰骨まで、咬んだり舐めたりしながら、彼のをローションまみれにして擦り上げたら、ものすごい勢いで精液を噴き出していた。


−乳首のとこまで飛んでるわよ(笑)。


「いえ、それどころか、口元まで…」


言われてみれば、鎖骨あたりまでたくし上げたTシャツにも、飛沫が飛び散っていた。

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